悪性リンパ腫の治療方法

リツキサン

 

また、新しく認可された薬もあり、2001年からリツキサンが日本で認可されました。ゼバリンという薬剤も、海外において臨床試験中と言うことです。

 

また、リツキサンと併用して使うことで、より高い効果が得られると言われています。
リツキサンとは、CD20が陽性のB細胞だけを攻撃する新薬です。
日本では、2001年に認可されました。
副作用の少ない薬と言われています

 

リツキサンだけの治療は、1週間毎に4回、実施することになっています。
また、化学療法と一緒に使う場合は、化学療法の投入時期と一緒になります。
リツキサンは、効果が出ている一方、全ての人に効果が出ているわけではありません。
そして、長期的効果は、まだまだ不明と言われています。
もちろん、従来の抗がん剤と比べると、副作用が少ないのですが、時折、高熱を出したり、間質性肺炎を起こしたりというケースもあります
効果的な薬であるため、体内のガン細胞があまりにも多い状態でリツキサンを使用すると、ガン細胞が一気に殺されてしまいます。
そのため、腎臓で処理が滞ってしまい、腎臓障害が起こるケースもあります。

 

さて、悪性リンパ腫の治療法には、放射線治療と言うものもあります。
これは、患部に放射線を当てると言う治療法です。
簡単に言ってみれば、細胞の中にあるDNAに直接作用して、細胞分裂を繰り返し、増加する能力をストップさせるのです。
放射線は、特に悪性リンパ腫において反応性が高いので、現在、有効な治療方法と言われています。